ガスマスクの作り方【無料型紙付き】
■コスプレ用ガスマスクは手作りカンタン
ガスマスクはコスプレ用としても需要があるらしいので、
オリジナル型紙を起こして、作り方と合わせてまとめました。
■用意するもの
・3mm厚のソフトボード(いわゆるライオンボードとかポリエチレンボードと呼ばれるやつ)
・ストレッチレザー(伸縮性のある合皮、フツーの合皮より貼りやすいのでオススメ)
・ボンド Gクリヤー
・その他、塩ビ板や金具や装着用のゴムヒモなど。
■型紙を印刷する
ガスマスクの型紙がほしい方がいる!という電波を受信したので、
型紙をPDFファイルにしてみました。
【無料型紙ダウンロードはこちらをクリック】
というわけで型紙をダウンロードして、A4で印刷します。
自宅にプリンタがない方は、コンビニのネットプリントがオススメ。
■下地を作る
基本的な作り方は【ペストマスク】と同じです。
型紙と同じ大きさにソフトボードを切り抜いたら、
塗装代わりに、型紙と同じカタチに切り抜いた合皮を各パーツにボンドで貼付けます。
合皮は型紙より少し大きめに切り抜いて、末端部分を裏側に折り込返して接着するとキレイに仕上がります。
(合皮を貼る代わりにジェッソを下地として塗ってから、水彩絵の具なんかで着色したり、
そもそもソフトボート+合皮ではなく、厚めの牛革を使うのもアリです)
■本体を組み立てる+飾り付け
「ホンタイ左」「ホンタイ右」を赤いライン同士で断面にボンドを塗って接着。
同じ要領で、「ホンタイ左」「ホンタイ右」「アゴシタ」の同じ色のライン同士を接着。
さらに「マスククチ」、「マスクホルダー」の同じ色のライン同士を接着。
「ホンタイ左右+アゴシタ」を「マスククチ+マスクホルダー」に接着、
(アゴシタとマスククチの隙間は呼吸口になります)
さらに「メガネ右」「メガネ左」を接着して、下の写真のようにします。
また、革用の鋲(びょう)をつけたり、接着の代わりに糸で大きく縫い合わせたり、
メガネ部分に透明な塩ビ版を貼ってデティールアップするといい感じです。
写真のヤツは、緑の塩ビ版をメガネに貼付けて、本物のガスマスク用吸収缶をつけました。
※型紙のクチ?部分には、重松製作所の吸収缶がそのまま入るサイズになっています。
コスプレ用なら丸く切った園芸用ネットなどでも良いでしょう。
最後に頭に装着するためののゴムヒモをつけたら完成です。
余談ですが、ガスマスクの弱点は「酸欠」。有害物質を「取り除く」ことはできても、
「必要な酸素を確保する」ことはできないので要注意。
酸欠の危険がある場合は吸気用ホースなどを取り付けた、送気マスクを使います。
また、有毒物質を除去する吸収缶には寿命があって、有害物質濃度など環境によって変わりますが、
その環境における寿命を「破過(はか)時間」と言ったりします。
(※本ページのガスマスクはあくまでコスプレ用です。有害危険作業などには使えません)
ガスマスクで、Let'sモテかわコーデ!!!