■鹿のツノを作ってみた
細くて複雑なパーツは、製作するのに難儀するもの。かといって、本物は高価で重くて使いづらい・・・
ということで、工作用紙と針金をつかって
カンタンに作れる方法を考えてみました。
■用意するもの
・型紙(後述)
・工作用紙(補強、100均などで購入)
・アルミ針金
・軽量粘土
・水彩絵具
・トップコート(半つや消し)
■型紙を印刷する
今回、自作した型紙をPDFファイルにしてみました。
【無料型紙ダウンロードはこちらをクリック】
というわけで型紙をダウンロードして、A4で印刷します。
自宅にプリンタがない方は、コンビニプリントもオススメ。
■作り方
型紙を切り抜いて、A-Bのラインが合うように繋げてから、
工作用紙に写して、切り抜きます。
切り抜いた工作用紙にアルミ針金をセロテープで固定します。
先端部は安全のために、ヤットコなどで折り返しておきます。
左右対称に同じものを作ってから、
下記の画像を参考にアルミ針金を曲げて立体的なカタチを作ります。
(作業しやすいよう、根元を100均のヨガ用ブロックに刺して固定しています)
軽量粘土を盛り付けていき、厚みをつけて乾燥させます。
水彩絵具で色を塗っていき、乾いたら模型用の
トップコートを吹いて完成です。
■本物を使ったらダメなの?
動物のツノの中でも、比較的入手がしやすいのが「シカの角」。
というのも、シカの角は春頃に抜け落ちて生え変わるため、
ウシやゾウの角や牙と違って「落ちているものを拾う」ことで
採取できますし、彫刻材料や犬のオモチャとして
アマゾンなどでも購入できます。
しかし、本物はそこそこの密度と重量があるため、
コスプレに使うにはなかなか取り回しが大変なアイテムでもあります。
コスプレ衣装はどうしても「重さ」と「安全性」が
トレードオフな部分があるので、迷ったときは
「少しでも軽量化できる方法」を選ぶと安全かもしれません。
マスク?カチューシャにはどうやって固定してるのですか?
返信削除>みぃこさん
返信削除写真3枚目のように、根元のアルミ針金を少し余らるような長さにして、
これをカチューシャやマスクに沿って曲げてグルーガンで固定しています。
もう少し小さくしてカチューシャに付けたいのですが、小さくしたら不格好になりますかね?
返信削除>匿名さん
返信削除そのまま小さくするとミニチュアっぽくなってしまうので、「太さはそのまま」で「短めのデザイン」に変えてみると良いかもです