
■ガスマスクをもっと手軽に
コスプレ用のガスマスク(ハーフタイプ)を
ペーパークラフトで作ってみました。
あわせて、印刷してすぐに作れる型紙を公開。
(!防毒機能はありません!)
■用意するもの
・型紙(後述)
・工作用紙(補強、100均などで購入)
・ブックコート
・ハサミ
・スティックのり
・その他、装着用のゴムヒモなど。
■型紙を印刷する
今回、自作した型紙をPDFファイルにしてみました。
【無料型紙ダウンロードはこちらをクリック】
というわけで型紙をダウンロードして、A4で印刷します。
自宅にプリンタがない方は、コンビニのネットプリントもオススメ。
■作り方
作り方といっても、型紙の通りに切り抜いて組み立てるだけでOK。
・・・だと一行でおわってしまうので、補強アイデアを。
まず、プリントした型紙の裏側に、A4サイズに切り抜いた工作用紙を貼り付けます。
これでペラペラのコピー用紙に厚みがでて、しっかりとした強度になります。
またインクジェットプリンタだと印刷面が水で滲みやすいので、型紙の表側にはブックコートフィルムを貼っておくとよいでしょう。
(図書館の本などの表紙に貼ってある、透明なフィルムみたいなやつ)
ブックコートフィルムが糊付けしづらいときは、スティックのりの代わりに両面テープを使えばOKです。
耳にかけるゴム紐は、100均の紐ゴムを使うほか、
使い捨てマスクを切り取ってリサイクルする方法もあります。

■ガスマスクよもやま話
以前公開した「ガスマスクの作り方」で公開したタイプは、いわゆる面体付きのもので刺激性ガスなどから目を守れるタイプがモデルになっています。
対して、今回作った口と鼻部分だけを覆うものは、呼吸器系のみを守るタイプがモデルになっています。
つまり、目まで覆うタイプのガスマスクは「粘膜刺激性の有毒ガス」を想定しており、口と鼻のみを覆うタイプのガスマスクは「粘膜刺激性が少ない有毒ガス」を想定していることになります。
ちなみに、軍用マスクというと前者をイメージすることが多いです。
これは「有毒ガスの種類が特定できない」場合には、当然「粘膜刺激性の有無」も分からないため、大は小を兼ねる選択が必要になってくるためであると考えられます。
コスプレのときに小道具のモデルとなったデザインの背景を調べてみても、面白いかもしれません。
創作で「塗料とかレジンとか器具とか、この使い方で安全なのか心配・・・」という方へ。— 倉戸みと@黒の錬金術学会 (@mitragyna) 2017年6月15日
・実験を安全に行うために(https://t.co/kUgNTHmCBm)
が薬品の扱いや廃棄方法の基礎、火事や感電の予防、応急処置など
【初心者向けの基本】がまとまっててオススメです。 pic.twitter.com/fTFhvVxIs8
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